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NUU レコーディング日記

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「いつもの道」

記録スタッフがお届けするNUU『縫う』レコーディング日記。
レコーディング風景をちょっとずつ皆さんにお送りしております!

この日最後の曲。「いつもの道」

「あの子の待つ、あの部屋にはもう帰らない」

と唄う、恋人同士のお別れを唄った曲。
本当に別れる瞬間というよりも、心の中で”ああ、もう自分たちは別れなくっちゃダメだ”と気がつく唄です。イタイ…。きっと誰しもどちらかの立場(振る、もしくは振られる)に立ったことがあるだろう、チクっとくるお別れの予感が描かれています。

今回のアルバムでは、いつもの笹子重治さんのギターに加えて、コーコーヤの黒川紗恵子さんのクラリネット、コモブチキイチロウさんのウッドベース、岡部洋一さんのパーカッション、谷川賢作さんのピアノが入り、一層ジャズっぽい雰囲気に磨きがかかりました。

クラリネットの色っぽい音色や、気持ちの悲しさを唄っているようなピアノで広がってゆく”別れの気持ち”が、コモブチさんのベースで、ぐっと引き締まる。ただよっていた気持ちがぎゅっと決意に変わる感じがでる。かっこいい。

「かわいらしい」「笑顔が浮かぶ」といった曲が多い今回のアルバムの中で、「大人っぽい」NUUを感じられる一曲に仕上がったのではないでしょうか…。


そして、この曲を聞いていると笹子さんのギターの素晴らしさを改めて感じる。

こうしてそれぞれの楽器が実際に入ると、その音がしっくりくるけれど、普段、NUUと笹子さんが二人でライブをする時は、このピアノもベースも、クラリネットも、パーカッションも、全ての要素を笹子さんは担っていたんだ、と気が付きました。すごいです。

特にやり直したりすることもなく、数回演奏してすんなりOK。

最後にみんなで曲を通して聞いて確認をして、レコーディングが無事終了したとき、コモブチさんが帰り支度をしながら、

「すごい楽しいレコーディングだった〜」

と言葉をもらした。

「本当ですか?嬉しい〜。よかった〜」

とNUUが答える。

こういうのいいなあ。と思う。
お世辞とかでもなく、遠慮とかもなく。

お互いがいいと思える仕事をして、その感想を述べて、素直に受け取る。

無駄のない会話だと感じた。

このアルバムを作っている様子をみていると、普段当たり前だと思う事が、とても貴重に感じることが何度もあった。

おいしいお弁当や、言葉には出さなくてもお互いを尊敬する気持ちや、自分の仕事に責任を持つ態度。笑顔。相手を大切にする気持ち。

今回『縫う』に参加してくださったミュージシャンの方とNUUとの間にはこういうまっすぐな関係が出来ている。こうして文字にすると、気恥ずかしい感じがありますが、それが行われている現場だったと感じました。

帰りの電車の中で、NUUのマネージャー酒井さんが
「レコーディング見られてよかった。NUUが良いアルバムを作っている現場を見たら一層やる気がでたよ!ブッキングもがんばるよ〜」
と言っていた。

良いアルバムを届ける、良いライブを届ける。
みんなそれぞれの場所でがんばっているのでした。

つづく

*********

* 『縫う』発売記念&NUUの生まれた日ライブ &
    ライブツアー チケット予約受付中! *

6月17日(日)に、アルバム『縫う』発売記念&NUUのうまれた日ライブが青山 草月ホールで開催決定。その他、大阪、名古屋、奄美大島、喜界島、沖縄、浜松、尾道、広島、松山、岡山、金沢など各地をまわる『縫う』発売記念ライブツアーも予定しています!


ライブの詳細、ご予約は「NUUオフィシャルHP」からどうぞ。
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by recdiary | 2007-05-30 10:02

「すっぽんぽん」

記録スタッフがお届けするNUU『縫う』レコーディング日記。
レコーディング風景をちょっとずつ皆さんにお送りしております!

次の曲は、詩人の谷川俊太郎さんが作詞し、息子の谷川賢作さんが作曲した「すっぽんぽん」。オリジナルは岸田今日子さんと本木雅弘さんが歌ったもので、それをNUUがカバーすることになりました。

この曲をアルバムに入れるきっかけは、2月のライブで谷川賢作さんに出会ったことだったという。

昭和の歌を歌う、というライブで意気投合した谷川さんに「実は自分が新しく作るアルバム『すっぽんぽん』をカバーさせて頂けないか?そしてアレンジも、して頂けないでしょうか!」とお願いした。「2月のライブでも唄ったんですけど、すごく自分らしいというか。楽しかったから、この曲にさせてもらった」とNUUは言う。賢作さんも「岸田さんと本木さんが歌ったときとは全然違うアレンジにしました。NUUちゃんが唄うためのアレンジに。彼女は本当に唄が上手い!そしてキュート!NUUちゃんのかわいらしさと、元気な感じが出てると思う」とおっしゃっていました。

それにしても。

2月に初めて会って、4月に一緒にレコーディングをお願いするなんて、NUUって勇気があるんだなあ…と感じていたのですが、実際に谷川賢作さんとNUUが一緒にいる様子を見ていると、「勇気」ではなくて「ご縁」かもしれない、という気分になってくる。

谷川賢作さんとNUUは仲が良い。もちろんNUUはどのミュージシャンの方とも仲が良いのですが、賢作さんと一緒にいると、テンションの上がり方が他の方と違う。
幼稚園で子供同士が遊んでいて、どんどん楽しくなってじっとしていられなくなるみたいに、はしゃぎはじめる。黙っていても、体が自然に動き出す。NUUは椅子に座っていても、足をぶらぶらさせて「た〜のし〜な〜」と言いながら目をキラキラ。賢作さんもマーチのような元気な曲調を指揮をしながら、ベートーベンのようなカーリーヘアをぶんぶんふりまわす。二人は年齢もキャリアも違うけれど、何か通じている。きっと子供の頃に出会っていたら、一緒に家の中を駆け回ってお母さんにこら!っと怒られている姿が想像できる、そんなお二人でした。

そして、レコーディングスタート。
今回のアルバムに収録される中では数少ない「新曲」。NUUは「唄い慣れてないから、なんだか気持ちが焦っちゃうなあ」と言っていたが、聞いているこちらは全然そんな感じはなく、気持ちよく唄の世界に入って楽しんでいるようにみえる。

この曲には、トランペット、サックス、トロンボーンのイケメンホーンズ(谷川賢作氏命名)が参加。NUUと一緒にいる時はまるで子供みたいな賢作さんもホーンズの3人を前にするとキリっと先生の顔。口調は優しいけれど、どんな風に強弱をつけるか、ここはやさしく、ここは思い切り…と、自分が何を求めているのかを短く的確に表現してゆく。

そして、この曲でも岡部洋一さんがパーカッションの音が重ねられてゆく。
もう、この曲を最高潮に盛り上げてくれるトーキングドラムが登場した時には、音を聞いているだけで踊りだしたくなる!!NUUは実際に踊っていた!
トーキングドラム、という楽器はその名の通りまるでしゃべっているみたいな音がでる太鼓。和楽器の鼓(つづみ)のような形をしていて、脇に抱え込むようにして持って叩くのですが、本当に音に表情がある。岡部さんは自由自在にあやつって、曲を盛り上げてゆく…。

そうしてアルバム『縫う』の中でも一番の元気いっぱいな楽曲ができあがりました。

レコーディングにお邪魔していて、私は座敷童のようにはじっこに座っているわけなのですが、みていると本当に楽しい。初日も「レコーディングってこんなに楽しいものなのか!」と驚いたけれど、次の日も、その次の日とも来るたびにその楽しさが増してくる気がしてしまう。もっと聞いていたいなあ〜、なんてのんきに思っておりました。

でも、こんな楽しいこの日のレコーディングも残すところ、あと1曲となったのでした。

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無事に演奏を終えた3人は「面白いレコーディングだった〜。このメロディが頭から離れない!」「結婚式で唄っちゃおうかな?すっぽんぽんで」と言いながら帰っていかれました…。

つづく

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by recdiary | 2007-05-29 09:14

「家族になろう」にパーカッションをいれよう

記録スタッフがお届けするNUU『縫う』レコーディング日記。
レコーディング風景をちょっとずつ皆さんにお送りしております!

やけどに続いて行われたのは、先日、ピアノとストリングスで音を作った
「家族になろう」にパーカッションを入れる作業。

パーカッション担当は、岡部洋一さん。

笹子さんからの「曲に軽い印象を与えるような感じで」というリクエストに答えて、色々な楽器の音を入れてゆく。小さな鈴、大きな鈴、ブラシを使ったシャカシャカとした音…。
体が大きくて、静かな岡部さんが、一曲の中で小さな鈴をたった1回チ〜ンと鳴らす姿はなんだかかわいらしい。岡部さんの頭の中には曲のどの部分で、どれだけ音を、どのぐらいの音量で鳴らすのか、というイメージが出来上がっているようで黙々と必要な音を重ねてゆく。
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パーカッションて、とても面白い。

例えば、ピアノとか、ギターの場合、演奏する時の格好がある程度決まっていますよね。椅子に座って、鍵盤を叩くとか、ギターを抱えてつま弾くとか。でも、パーカッションは、同じ太鼓や同じ鈴を使うにしても、人によってその演奏方法が全然違う。立ち上がる人、すわる人、動きの大きな人、小さな人。そして、それぞれそのやり方で最良の音を出す。

今回のレコーディングではUooMooの中北裕子さん、渡辺亮さん、センチメンタル・シティ・ロマンスの告井延隆さん、そして、この日参加した岡部洋一さんと、沢山のパーカッション演奏を見る事ができたのですが、皆さん全然アプローチの仕方が違って、とっても興味深かったです。

「家族になろう」は、岡部さんのパーカッションが入ったことで、曲の持つ”幸せ”な感じに、心弾む軽やかさが加わって一層チャーミングな曲に仕上がりました。

この日もNUUのお母さんが持ってきてくれたお弁当を頂きながら、みんなでお話をしていると岡部さんは笹子さんの大学時代のサークルの後輩だった、とのこと。笹子さんてどんな大学生だったんですか?と伺うと
「まるで、部室の壁のような人だった」
とおっしゃっていました…  はて?  壁?

きっとずっとずっと部室にいてギターを弾いていたんでしょうねえ…。

レコーディングの合間は、そんな話に花を咲かせながら、すぎてゆくのでした。


次は、このアルバム唯一のNUU以外の方による作詞曲が登場。
谷川俊太郎さんが作詞し、谷川賢作さんが作曲した曲にNUUが挑戦します!

つづく

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by recdiary | 2007-05-28 09:28

「やけど」

記録スタッフがお届けするNUU『縫う』レコーディング日記。
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4月30日

気がつけばレコーディングのスケジュールの後半に突入している。早い。
この日はNUUのマネージャーの酒井さんがスタジオへやってきた。
「すごいアルバムできそうだね〜」と久しぶりにお話する。

彼女は名古屋在住のためレコーディングスタジオへやってきたのはこの日が初めて。
今回のアルバムでは、ライブツアーのブッキングやNUUのスケジュール管理などを担当していて、なかなか現場に来るチャンスがなかったけれど、NUU『縫う』チームが動いてゆくための大切な部分を担っている人なんです。

アルバムを作る。って考えると唄うNUUがいて、スタジオにやってくるエンジニアさんがいて、ミュージシャンがいて、それで音楽が出来上がってゆく…と思ってしまうけれど、実際にはその場にいなくてもジャケットをデザインしている人がいるし、みんなにNUUの歌声を届けるために走り回ってる人がいる。コーラスを録音させて下さった麦っ子畑保育園でも快く準備をしてくれた保育園のスタッフの皆さんがいなければ出来なかった。

以前、NUUは自分は「唄う係」なんですよ。と話してくれた。
「一つのコンサートを行うにも、アルバム一枚作るにも、沢山の手があって。それぞれの人に大切な役割があって、それをちゃんとやっているから出来上がる。私はたまたまその中で”唄う係”なわけだから、精一杯ちゃんと唄いたい」
と言っていた。

それぞれの係が、みんな一所懸命にやるから、いいものができる。
これはきっとどんな仕事でも同じ事なんだと思う。

そして、この日最初の曲は「やけど」。

恋人同士が付き合い始めて、そして、いつしか一緒に暮らし始める。
好きで一緒になったはずなのに、時間が長くなればなるほど、相手と自分の違いがみえてくる。あんな癖や、こんな言葉。カチンときたり、うんざりする日もあるけれど、あせらずゆっくりお互いを大切にしてゆこうね…という気持ちを描いた名曲です。

この曲はギター笹子重治さん、ベースはNUU3枚目のアルバム『唄波』以来となるコモブチキイチロウさん。そして、ローズピアノは谷川賢作さん。

全員でスタジオに入り、まず一回音をあわせる。

そこでNUUが
「すごい、いい!でも…なんか悲しげな感じが…する」
と言うと、
「え?悲しい唄じゃないんだっけ?」
「だって、前の彼女をかばって…」
「メジャーなコードだけど、マイナーな情感が…」
と歌詞の解釈について話あって、しばし中断。
最後に
「えー、幸せな唄ですから。幸せな感じでお願いします…」
とNUUが伝えて、再度演奏スタート。

無事、心がほっこりとする曲に仕上がりました。

谷川さんのローズピアノが心の切ないところををポン、ポン、と押して、
NUUの唄声が背中をとん、とん、と叩いてくれるような、
そんな曲。

みなさんもアルバムを買ったら、歌詞をゆっくり読んでみて下さいね。

最初の一曲はこんな風に静かにスタートしましたが、
この後またもやNUU大興奮!になってゆくのです…

つづく
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by recdiary | 2007-05-27 10:41

ジャケット、デザイン完成!

記録スタッフがお届けするNUU『縫う』レコーディング日記。
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4月27日

NUUよりメール。

「27日にデザイナーの岡崎さんが出来上がったアルバムジャケットを持ってきてくださいます。ご一緒しませんか?」

もちろん、喜んで!というわけで、NUUと笹子さんがトラックダウンを行っている高津のスタジオへ。

NUUのアルバム『縫う』の顔とも言えるジャケットのデザインを担当されたのは、これまでもアルバム『唄波』、『あかり』を手がけているデザイナー岡崎直哉さんです。

この日、岡崎さんが用意してきたデザインは3種類。

テーブルの上に並べて、嬉しそうに眺めるNUU。どれがいいだろう…と悩む。
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笹子さん、岡崎さん、ミキサーの犬塚さん、そして私。
それぞれが、こっちはこういう理由でいいね〜。でも、こっちもかわいいねえ〜、コレが良い気がするけど、こっちも捨て難い…と意見を出し合う。NUUも迷っている模様。

悩んでいる間に、岡崎さんに、デザインの苦労話はありますか〜?と聞いてみたところ、
「実は、最初には別の写真で作るアイディアがあって。その写真でデザインは出来上がっていたんです。でも、ジャケットの写真撮影を終えたらNUUさんから”やっぱり…こっちの写真にしたい”というリクエストがきて…。デザインは全てやり直し。けっこう大変でしたよ〜」
と、あまり大変じゃなさそうにニコニコと話してくれた。

青空の下、彼女のトレードマークともいえる虹の色を配した傘を持って、嬉しそうに微笑むNUU。

確かに、いい写真。今の、2007年の、NUUの顔。

せっかくこの写真になったのだから、やっぱりNUUの傘と、この青空を活かしたい。
そう考えると、文字を置く場所はここになる。タイトル『縫う』の書体も色も、アルバム全体の雰囲気を考えたらこうなる…。そしてやっぱりNUUは雨女だから、これは外せない…。などなど。
ゼロの状態から岡崎さんアイディアが膨らんで、CD全体のデザインは、また新しく作りなおされたという。なんて丁寧な仕事なんだろう。

内容をちゃんと理解して、NUUという人をしっている岡崎さんが、彼女のイメージを大切にしながら作るジャケット。それは、オーダーメイドの洋服のように、彼女にぴったりに思えました。

ジャケット以外の内側も、かわいい仕上がり。
なんと、今回のアルバムに収録される11曲全てに、岡崎さんオリジナルの「マーク」が付いている!
「曲のタイトルや、歌詞の内容を見てイメージを膨らませた」というマーク達は家紋のよう。一曲が一曲が家を持っていて、その玄関に飾る表札になりそうな、かわいい形ばかりです。

そんなお話を伺っている間にひとしきり悩んだNUU。どのジャケットデザインにするのかな〜?と思ったら
「今晩中に決めます!今日は持ち帰らせてください」とのこと。

でも、ジャケット以外の、内側のページレイアウトは全てOK。
これから、それぞれのページの中にNUUが手書きで歌詞を書いてゆくのです。

どんな文字が書かれるのか?
ブックレットの内側の写真は?
そして、「すっぽんぽん」のマークはどんな形?

全体が本当に出来上がるまでには、もうちょっと時間がかかります。

つづく

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by recdiary | 2007-05-26 04:31

「家族になろう」

記録スタッフがお届けするNUU『縫う』レコーディング日記。
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続いての曲は「家族になろう」。

日々の暮しの中の”ちょっとした幸せ”を唄った「家族になろう」。
今回のアルバムではバイオリンとビオラとチェロを入れて曲を膨らませることになりました。ストリングスの皆さんはみんな若い!そして美しい!!

ストリングスのアレンジはピアノの鬼武さん。
鬼武みゆきさんはお人柄もピアノの音もエレガントな方で、スタジオに鬼武さんがやってくると、なんだか男性の皆さんが喜んでいるような…、いい香りがするような…。みんなをホッとほころばせる、お花のような方でした。

早速レコーディングスタート。
鬼武さんのピアノと、NUU。そして4人のかわいいストリングスチーム。
スタジオの中が全員女子というのはこれが初めて。なんだかそれまでより明るいような感じがしてきます。

弦楽器の音が入る事で、ふくよかな音になる。
そして、ちょっと「きらびやか」なイメージができあがった。

そこで、NUUがひとこと。
「すごく素敵なんだけど、ちょっときらびやかで、豪華すぎるかもしれない…。この唄の幸せは大げさな幸せではなくて…。今日はこれからカレシと過ごせるなあ、とか。ちっちゃな事で喜んでいるような感じがいいんです。自分のカレシを思い浮べてみてもらえますか?」とリクエスト。

すると…ここで女子の本領が発揮されました!
ちょっとカレシとか、好きな人のことを頭にぽわんと浮かべてみて、と言われたらやっぱり、音が丸くなるんですね〜。実際にカレシを思い浮べて演奏されたかどうか…はわかりません。でも、そこはかとなく、いい香り。ほわんと地面から2、3センチ浮かび上がった女の子のかわいい感じが出来上がりました。

今回のアルバム『縫う』を全て通して聞いてみると「家族」というのがキーワードになっているように感じる。

家族の持つ色々な側面や、恋人から家族になってゆく途中や、子供の誕生や、子供の成長や、そんな毎日を見守る幸せな気持ち。NUUという人がそういった毎日の暮しを大切にしているからこそ、できた曲達がぎゅっと集まって『縫う』というアルバムになったのだろう、と思います。

できるなら、家族みんなで一緒に聞いてみてほしい。

もしかしたら、家族が一枚のCDに耳を傾ける瞬間て、そんなに多くはないかもしれないし。家族の大切な思い出の風景になるのではないでしょうか…。

そんな風に、
おじいちゃんとおばあちゃんとお父さんとお母さんと子供が一緒に聞けるアルバムが、少しずつ、少しずつ、出来上がってまいりました。

この日も、NUUのお母さんのお弁当はやってきて、ストリングスガールズもたっぷり食べてましたよお〜。

メニューは
鶏肉とザーサイの和え物、筍ご飯、豚ひき肉とカボチャの煮付け、ひじきの入ったきんちゃく、蕪の梅和え、エビと蕗とお豆の酢みそ和え。

全て、美味しかったです…。
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美しいストリングスガールズとNUU

つづく

************

余談ではありますが、昨日(23日)関西遠征から戻ったNUUに会いました。
ものすごくいいライブだったらしい!
ご覧になられた方、うらやましいです…。

NUUライブ。唄だけでなく、絶好調のMCが聞けるのも魅力の一つです!!

CD持っているけれど、まだライブ見た事がない。
という方はぜひ!面白いですよ〜!!

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by recdiary | 2007-05-24 19:18

フォトギャラリー  その2

記録スタッフがお届けするNUU『縫う』レコーディング日記。
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今回は、レコーディング中の写真をいくつかご紹介しましょう。

まずは、スタジオの様子。
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スタジオは、
*楽器を演奏、録音するブース

*音の調整をするサブスタジオ
に別れていて、分厚いトビラとガラスで仕切られています。

これはサブスタジオの内部。
背中を向けているのはエンジニアの犬塚さん。レコーディング中はずっとこの席で、良い音が録音できるように調整をします。皆がやりやすいように、スムーズに仕事が進んでゆくように、と細やかに準備をするので、ミュージシャンの方が休んでいる時間にもセッティングをしたり、マイクの調整をしたり…と、休む時間もありません。すごい集中力でお仕事をされていました。

犬塚さんの視線の向こう、ガラスの向こう側でNUUが唄っているのです。

それから、この日(4月23日)のお弁当は筍ご飯♪
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前回の大雨とは違って、4月とは思えない汗ばむ程のお天気だったこの日も、NUUのお母さんはお弁当を届けてくれました。この他にもおかずも沢山。
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こちらはひき肉とカボチャの煮付けを何段にも重ねたもの。
味はもちろん、見た目も素敵でした。

恒例の記念写真。
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左から
野口明彦さん、告井延隆さん、中野智夫さん、NUU、瀬川信二さん、細井豊さん

※それぞれのHPはこちらからどうぞ。
センチメンタル・シティ・ロマンス
ドラムス野口さん
ベース瀬川さん

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こちらは、パーカッション奏者の渡辺亮さんとNUUと笹子さん。

レコーディングはまだまだ続きます。

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by recdiary | 2007-05-22 06:00

「せっけん」

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今回はついに、NUU史上初、即興録音に挑戦です。

NUUはライブで良く「即興」で唄う。

その日の気持ちや、その時に頭の中からむくむくとわき上がってきた不思議なストーリーを、時には唄にのせて、時には絵本を読むように、私たちに聞かせてくれる。

そんな不思議な「即興」曲を、アルバムにも入れてしまおう!という事になりました。

タイトルは「せっけん」。

レコーディング当日。
サビのフレーズは知らされているが、詳細はまだ誰にも伝えられていない。
NUUの頭の中にはイメージができているらしいが、エンジニアさんも笹子さんも知らない。みんながNUUに注目!

実際に唄い始めると、なんとも不思議な言葉が水の中の泡のようにぷわぷわと浮かび上がってきます。唄の早さも長さも、のびたり縮んだり…。声の高さも変わったり。お話も、面白い!

ただ、あんまりにも「自由すぎる」ため、笹子さんが軽くギターの伴奏をつける事に。唄いなおしてみると、少し安定してくる。歌詞がさっき唄ったのとちょっと違う。やさしい笹子さんのギターと一緒になると、やさしい言葉がわき出してきた。さすが即興。

そして、アクセントに渡辺亮さんがパーカッションの音を入れることに。
さて、どんな楽器を使おうか?と話をするうちに渡辺さんが
「ああ!フィルムケースがいいかも!でも今、手元にないなあ…」
とがっかり。じゃあ、レコーディングを一回中断して、フィルムケースを取りにいってもらおうか?

するとすかさずスタジオの後ろから声が!
「あります!フィルムケース」

アシスタントエンジニアの田淵さんの声!
なぜか手元にフィルムケースがあった!さすが〜。

田淵さんのグッジョブにより、レコーディングの流れをせき止める事なく、渡辺さんの録音も無事終了。
フィルムケースというのはその名の通り、写真のフィルムのケース。
プラスチックの小さな筒のフタの部分を開けたり、閉じたりして音を調節してゆきます。ポクポクという音が「せっけん」という曲をより一層不思議な世界へ誘います…

これは必聴です。詳しくは言えない。CDを買ってその驚愕の結末に驚いてください。

そして、この曲にはもう一つ、”初めて”が入っています。

それは、

笹子さんの声。

こちらも、他のCDではなかなかお目にかかれないレア音源ですよ。

つづく

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* 『縫う』発売記念&NUUの生まれた日ライブ と ライブツアー チケット予約受付中! *

6月17日(日)には、アルバム『縫う』発売記念&NUUのうまれた日ライブが青山 草月ホールで開催されます!!

ライブ当日、もしかするとまた即興の名曲が生まれるかもしれません。この日だけ聞ける音があるはず。ぜひ、あなたの耳で確認してください〜!

その他、大阪、名古屋、沖縄、浜松などをまわる『縫う』発売記念ライブツアーも決定しています。ご予約は「NUUオフィシャルHP」からどうぞ。

*アルバム『縫う』 ラジオで先行OA決定!! *

関西ツアーの合間、NUUは各地のラジオ番組にゲスト出演します。ニューアルバム『縫う』のことや近況を熱く語ります。もちろん新譜からも何曲かオンエアーされますよ!

●21日(火)
名古屋 RADIOi(79.5MHz)
『i-Stream Gold』 12:30頃〜NUU出演
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by recdiary | 2007-05-21 09:14

うためうた

「うためうた」

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4月23日、「スープ食べよう」に続いて録音したのが「うためうた」。

これはNUUが奄美の唄者、朝崎郁恵さんとお話をしたり唄を聞いたりするうちに、NUUの体の中から湧いてきた唄。「唄」について唄った曲です。

文字で記録をしておく、という概念がなかった頃から唄は人と一緒にあった。自分たちの生活で感じたことや、起こった出来事を唄にのせて残し、その唄は人から人へと伝わって、そして今も私たちは触れることができる。

「うためうた」はそんな唄の役割を感じさせてくれる一曲です。

この曲を唄い始めた頃、NUUは「これだ、というタイトルが出てこないので、まだタイトルはありません」といって唄っていました。そんなある日、以前からお知り合いだった文筆家でCOW BOOKS代表の松浦弥太郎さんにお願いして、つけてもらった名前が「うためうた」。
松浦さんがこの唄のために生み出した言葉です。

たった5文字がすべてを包み込む、美しい日本語。
そんな風に、この唄は生まれ、名付けられ、
今も成長しています。
きっと、ずっとこの先も。

そして、録音開始。

ライブでも独特の輝きを放つこの楽曲が、
ついにアルバムに収録される…
これは世紀の一瞬だ、と思って目をこらしていたのですが、
録音はあっ!という間に終わりました。

他の楽曲と比べても異例の早さで唄も、演奏も
全てが自然な流れで過ぎてゆく。

NUUの唄。
音の粒がやさしく、みんなをリードする笹子さんのギター。
鬼武みゆきさんのしっかり音を紡いでゆくピアノ。
曲全体のムードを作る渡辺亮さんのパーカッション。


録音が終わってから笹子さんと鬼武さんに
「うためうた、録音すごく早かったように感じたんですが…」
と質問すると
「何テイクも取り直してよくなる場合もあるけど、こういうシンプルな曲は最初のみんなの集中力が大切。すごくいいものが録れたから、やり直す必要もなかったね」
と答えてくれた。

そして、この楽曲での渡辺亮さんのパーカッションはまるで何かの踊りを見ているようだった。動きが美しい。
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「唄に”物語”があると、すごくやりやすいんですよ。NUUは絵がみえてくるし、言葉が素晴らしいから、こちらも自由に体が動かせるんだよね」
とおっしゃっていた。

唄に物語がある。

聞けば、聴く程、その物語の大きさに驚きます。

つづく

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パーカッションの渡辺さんは、17日のうまれた日ライブ、そして、『縫う』ライブツアーでは沖縄桜坂劇場ホールに参加予定。ぜひ、なめらかで美しい動きと音を体験して下さい!

 『縫う』発売記念&NUUの生まれた日ライブ と ライブツアー チケット予約は「NUUオフィシャルHP」からどうぞ。

*アルバム『縫う』 ラジオで先行OA決定!! *

17日からの関西ツアーの合間、NUUは各地のラジオ番組にゲスト出演します。ニューアルバム『縫う』のことや近況を熱く語ります。もちろん新譜からも何曲かオンエアーされますよ!

●21日(火)
名古屋 RADIOi(79.5MHz)
『i-Stream Gold』 12:30頃〜NUU出演

*雑誌「ku:nel」にNUUが登場*

5月19日発売の「ku:nel 」にNUUのインタビューが掲載されます。最近のこと、アルバムのこと。色々おしゃべりしています。ステキな帽子をかぶっています。ぜひチェックしてみて下さいね。
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by recdiary | 2007-05-20 09:54

「スープ食べよう」 その2

記録スタッフがお届けするNUU『縫う』レコーディング日記。
レコーディング風景をちょっとずつ皆さんにお送りしております!

今日は、昨日に引き続き、センチメンタル・シティ・ロマンスがアレンジに参加した曲「スープ食べよう」のレコーディングの模様です。

昨日お伝えした通り、無事「スープ食べよう」の基本となる演奏が録音され、その上にアクセントとなる別の楽器の音が乗せられてゆきます。

細井さんのハーモニカ、告井さんのジャンベ…。画家が必要な色を描き足して絵を完成させてゆくように、音が重なるごとに「スープ食べよう」の風景がハッキリしてゆきます。

その時驚いたのが、センチの皆さんのチームワークの良さ。

誰かが演奏すると、別の人が指示を出す。ちょっと誰かが焦ったら、誰かが落ち着かせる。スタジオにいる人達を笑わせたり、ちょっとからかったりしながら、良いムードで録音が進んでゆく。一人一人が相手の動きや心を良く見ていて、瞬間瞬間に必要な場所にみんながいる。
 それはまるで上手なサッカーチームの人達が、素早くパスを回していつのまにかゴールしている時のようでした。

最後は、コーラス。
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(左から中野さん、告井さん、細井さん)の3人が、一つのマイクを囲んでコーラスの音色を作ってゆく。アレンジの中心になってくれた細井さんが

「とにかくNUUちゃんが持っているかわいい感じを出して、あったかい曲になればいいなあ、と思ってやりました」

とおっしゃっていた通り、3人の声が曲全体のあったかさを作ります。3人が唄う姿を見て、ドラムの野口さんが一言「セサミストリートにこういうキャラ、いたよな」なんてつぶやくから、私達は笑ってしまう。

笑っている。スタジオにいる人たちがみんな、笑ってる。げらげらと。

こうして、曲は一層あったまってゆくのでした。

そんなわけで「スープ食べよう」はこの日の録音だけでも、ものすごい曲になったのに、NUUの頭の中にはもっとスゴイ曲にしようというアイディアがチカチカと輝いていたのでした。

つづく

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by recdiary | 2007-05-19 09:37