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NUU レコーディング日記

nuunuunuu.exblog.jp

『せんたくものは幸せの象徴だ』のレコーディング 2

その5

2009年5月20日から、NUUの新しい唄がweb配信されることが決まりました!
 
 その現場にお邪魔した、記録係・代田橋郁子がレコーディングの様子をちょこっとお伝えしてゆこうと思います!

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 『せんたくものは幸せの象徴だ』のレコーディングは、
まずそれぞれの楽器をあわせて一度に録音しました。

 夏秋さんが書いた譜面をもとにそれぞれが、まず演奏をして、
曲の土台となるものができる。

そこから、それぞれのミュージシャンのアイディアが
どんどんわき上がってきた。

 これまでも、何度かNUUのレコーディングを見てきたけれど、
こんな風にみんなそれぞれが自由に
”こうしたらもっとよくなるんじゃない?”
というアイディアを出しているのを見るのは初めて。

これまでの曲はきっと、レコーディング以前に
もうかなり完成していたんだと思う。
この曲には「これからすごいものができあがってゆく」
ワクワク感が詰まっていて、その空気がスタジオ全体に立ちのぼっていました。

 ドラムは特に迫力満点。普段はパーカッションを叩いている
中北裕子さんがドラムセットを叩いている姿は圧巻で、かっこいい!!

 オオニシさんのギターは、この曲の持つ元気な感じを
どこかでゆったりさせるような、音を加えてゆく。

 そしてベース…、となった時、
なんとワタナベエスさんのベースの弦が切れた!!
 
 平野さんの臨機応変な対応で、すぐに復活したのですが
「レコーディングでベースの弦が切れたの、初めて…」
とワタナベエスさん、ちょっと反省のご様子でしたが、
最後には、しっかりと曲を支えてくれるベースが無事に録音されました。

 ワタナベエスさんは、昨年2008年の『NUU 123456789,10周年ライブ!
~デビュー10周年、うまれた日、全曲披露ライブ~』で
初めてNUUと一緒にライブを行い、
今年2009年のDVD発売記念ツアーが2回目。

 NUUとの共演はいかがですか、と聞いてみたところ、
「NUUさんていう人がいて、すごい人なんだよ、
と周りから聞いてはいたんだけど、ライブを一緒にやるまで
全然知らなくて。でも、実際に一緒にステージに立ってみたら、
小さな体なのにものすごい影響力がおっきくて、
その表現の広がりにびっくりした。
 僕は、そのNUUさんを見て曲を聞いて感じた感動を、
一旦体の中に取り込んで、それをベースを通して出してゆくのが仕事。
それをとにかくどんどんやっていく!っていう感じでした」
とおっしゃっていました。

レコーディングの途中には、中北裕子さんとちょっと踊ったり(?!)
と面白い一面も見せてくれたワタナベエスさん。
すっかりNUUさんメンバーの一員でした。

つづく
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# by recdiary | 2009-04-20 22:58

せんたくものは幸せの象徴だ レコーディング

その4

2009年5月20日から、NUUの新しい唄がweb配信されることが決まりました!
 
 その現場にお邪魔した、記録係・代田橋郁子がレコーディングの様子をちょこっとお伝えしてゆこうと思います!

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 続いて、『せんたくものは幸せの象徴だ』の録音です。

 この曲は、今年2009年の1月、2月に行われた
「NUU ライブDVD『123456789,10周年ライブ!』発売記念ツアー2009
〜バンドで行くよ!〜」で初披露された曲。

 しかも、この曲、完成したのは、ツアーの初日1/25だったそうなんです。

 もちろん、ある程度の曲のガイドラインは出来ていたけれど、
歌詞が最終的に決まったのは、本当にギリギリだった、とか。
最後は風にゆれる洗濯物の表情を思い出して唄にのせていったそうです。
曲調も「最初は鼻唄みたいなイメージだったんだけど、
バンドの音に連れ出されるように、今の形になった」とのこと。
NUUさん自身もこの曲のパワーに手を引かれるように
出来上がっていった感じのようでした。

 そんなギリギリなんて、
その日にやるバンドメンバーは大変だったんじゃなの?と思ったのですが、
聞いてみると皆さんの反応は、わりと普通。
夏秋さんは「曲も唄もアレンジも目の前でどんどん出来上がってゆく。
まるで自分が唄を書いているみたいで面白かったよ」とさえ言っていた。
さすがプロ集団(プロの方に失礼ですが…)。
ライブでは、みんなが同時に走って作り上げた曲だからこその疾走感があり、
その感じは東京、大阪、名古屋と、回を重ねる毎に
盛り上がっていったようでした。

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 ドラムの中北裕子さんは「『せんたくものは幸せの象徴だ』
のメロディーが決まったのって、当日なんだっけ?
そうだったっけ?あんまり覚えてないや(笑)。覚えるのが大変とか、
そういうことじゃなくて、ライブは怒濤だったから。
ツアーが進む度に、曲がもっと良くなる感じだった」と教えてくれた。
NUUと中北裕子さんは、普段のライブでのサポートやレコーディングは
もちろん、NUU+UooMoo(夏秋文彦さんと中北裕子さんのユニット)
で一緒にライブツアーを行った事もある、お互いの魅力を知っている仲間。
できるかどうかの不安よりも、その日の、演奏の瞬間の集中力を
物語るような言葉を頂くことができました。

 そんなバンドサウンドのかっこよさをそのまま録音してしまおう!
というのが、今回のレコーディング。ドラムの中北裕子さん、
ベースのワタナベエスさんもスタジオに到着して、録音スタートです。

 みんなの勢いある演奏を聞いていて、こういう時ほど、
冷静なエンジニアさんの存在が大切になってくるんだな。
と感じました。唄も、それぞれの楽器も、勢いよく走ってゆく。
それをみんなと違う耳で客観的に聞いて、編み込んで、
なじませてゆく平野さん。
NUUの唄声を何度も録音したことがある平野さんだからできる、
ちょっとした魔法の微調整がありそうなきがしました。

つづく
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# by recdiary | 2009-04-13 11:20

『じゃあね』 NUUの唄

その3

2009年5月から、NUUの新しい唄がweb配信されることが決まりました!
 
 その現場にお邪魔した、記録係・代田橋がレコーディングの様子をちょこっとお伝えしてゆこうと思います!

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3月11日レコーディング

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 今回は 詩:谷川俊太郎さんの曲『じゃあね』のNUUの唄について。

 ふわ、ふわ、とした唄声が、語りかけるように響く。

『じゃあね』の詩は、「自分と、友達が”じゃあね”をする」という内容です。
さよならじゃなくて、”じゃあね”。
 これは、あくまで私の解釈ですが、この詩で述べられている”じゃあね”って、
本当だったら口に出さない言葉なんじゃないか、と思う。

 大声で、手を振って、じゃあね!と伝えるとは違う。
友達と自分がお互いの心の中でわかっているけれど、口には出さない、
胸の奥で響くような”じゃあね”を描いている。

NUUの唄声を聞いていると、ふとそんな気持ちになった。
 
 数回唄ったところで、夏秋さんが
「今ぐらいがNUUの唄とギターの噛み合わせがちょうどいいかも」
と言った。

 噛み合わせ。

 それは、ギターと唄が、隙間なくぴたりと合う、という事とは少し違う。
技術的な上手さとはまた別の、あったかく聞こえる噛み合わせ。

 同じ唄でも、ライブの度に違う魅力があるように、
レコーディングでも”これだ!”っていう1回の組み合わせがあるのだな、
と思いました。

 そして、『じゃあね』の録音の最後は、オオニシさんのちょこっとコーラス。
微かに聞こえる男性の声のやさしさが、
曲全体のやわらかさにそっとプラスされる感じ。

 予定していた時間よりもずっと早く、
すんなりと『じゃあね』の録音は終わったのでした。

つづく
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# by recdiary | 2009-04-06 10:26

カバー曲『じゃあね』レコーディング

その2

2009年5月より、NUUの新しい唄がweb配信されることが決まりました!
 
 その録音現場にお邪魔した、記録係・代田橋郁子がレコーディングの様子をちょこっとお伝えしてゆこうと思います!

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 2009年3月11日 レコーディングの最初は、
谷川俊太郎さんの詩を唄うカバー曲『じゃあね』。
 この曲を知るきっかけとなったのは谷川賢作さんのライブ。
その後、心に残った『じゃあね』をNUU自身のライブでカバーして唄うようになって少しずつ、大切な唄に育てていったそうです。
 この曲が今回の配信に選ばれた理由のひとつは、唄い方。
今回は「力強く唄い上げる」というよりも
「”とつとつ”と唄うことのできる」曲も録音したいな、
と思っていたNUUの気持ちにぴったりとあって、この曲が選ばれました。

 まずはオオニシユウスケさんのギターとNUUの唄から録音スタート。

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 確かに、いつものNUUの唄声よりも、やわらかく響く。その声によりそうような、やさしいギター。

 録音が終わってから、オオニシさんにNUUの伴奏をするって、どんな感じなのでしょうか、と聞いてみた。NUUとオオニシさんはずいぶんと長い間一緒にライブをやっている。どんな気持ちで、ライブやレコーディングに臨んでいるのか。歌手によりそうってどんなことなのか。

 すると、オオニシさんから
「NUUらしさに、よりそうことだと思うよ」
という言葉が出てきた。
NUUらしさってなんですか?ともう一度聞くと、

「それは、NUUが持っている”人間くささ”だ」と言った。

 一緒に活動をするっていうことは、
演奏の時間だけを共にするわけではない。
リハーサルも移動も食事も一緒だ。そんな中で、見えてくる人間らしさ。
素敵なところや面白いところ、真面目な部分や短所も含めてみせてくれる
その”人間くさい”感じに、寄り添いたいと思う。と教えてくれた。

 かっこいいときや、素敵な瞬間だけじゃなくて、
色んな時間を共有してゆくことで、
見えてくる世界というのが、ちゃんとある。
 その部分が揺らがなければ、曲調や雰囲気が違う唄でも、
一緒にやることが出来るという事なんだと思う。

 いつもは、冗談を言ったりして場をなごませてくれるオオニシさんの
中にある、NUUへの気持ちを少しだけ見せてもらうことができた。

つづく
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# by recdiary | 2009-03-30 20:12

新曲の配信決定!

 2009年5月より、NUUの新しい唄がweb配信されることが決まりました!
 
 その録音現場にお邪魔した、記録係・代田橋がレコーディングの様子をちょこっとお伝えしてゆこうと思います!

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 今回web配信されるのは4曲。
 先日行われた東京、大阪、名古屋でのDVD発売記念ライブで披露された新曲『せんたくものは幸せの象徴だ』と『(タイトル未定)』、そして谷川俊太郎さんの詩に大熊崇子さんが曲をつけた『じゃあね』、もう一つは、すでに録音され関西テレビの番組「テレビの木」のエンディングソングにもなっている『今日は日曜日』です。

 まず、どうして今回この4曲になったのかをNUUに聞いてみたところ、二つの返事がかえってきました。

 ひとつは、春から少しまとまったお休みに入ろうと思っているNUUが、そのお休み期間にも待っていてくださる皆さんにお贈りできる作品を作れたら、と思ったこと。
 もうひとつは、DVD発売ライブで盛り上がった余韻が残っている今のうちに、その雰囲気を纏った曲として新曲を録音しておきたい、と思ったこと。

 この二つの理由からweb配信を決めたようでした。
 
 もっと細かな理由は沢山あるのだろうと思うけれど、きっと出来たてほやほやの唄達を、皆さんの手元に早く届けたい!、という気持ちも入っているんじゃないか、と思います。
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 参加するミュージシャンはDVD発売記念ライブを一緒に過した夏秋文彦さん(ピアノ、鍵盤ハーモニカ)、オオニシユウスケさん(ギター)、中北裕子さん(ドラム)、ワタナベエスさん(ベース)。夏秋さんは演奏だけでなく、共同プロデューサーとしても参加しています。

 レコーディングスタジオは、スタジオ・ハピネス。
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 NUUが草野心平さんの詩にメロディーをつけたアルバム『つんつん つるんぶ つるんぶ つるん』やNUU4thアルバム『あかり』・5thアルバム『縫う』などでもお世話になっている、おなじみの場所。
 そして、エンジニアさんとして参加してくれるのは、いつもみんなをお気楽、極楽なムードで迎えてくれるハピネスの平野栄二さん。
 スタジオのソファーには、スタジオ猫のシロさん。
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 テーブルに置かれたごはんは、NUUさん手作りのおにぎりやおから、カボチャの煮付け。そして夏秋さんが作った豆腐ハンバーグに、自家製切り干し大根。
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  そこには「いつものNUUさんのレコーディング」風景が、すっかり出来上がっていました。

 これから、『今日は日曜日』以外の3曲のレコーディングの模様や、ミュージシャンの皆さんへのちょこっとインタビュー、NUUの様子などを少しずつお届けしてゆく予定です。短い期間ですが、どうぞお付き合いください!
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# by recdiary | 2009-03-27 13:50